箱根駅伝その8 小出義雄

実家は農家。長男として百姓を継ぐ為農業高校へと進んだはずが、親の反対を振り切って家出、昭和電圧はじめ3年間で20種の職業に就きながら順天堂大で走ったものの、自他ともに認める駄馬の為、50回走って一度も区間賞を取ったことはない。しかし、教師免許を取得して指導者の道を進み高橋尚子、有森裕子といった世界的ランナーを育て上げている。日本の女子長距離界の礎を築きあげたのは間違いなく小出義雄とその門下生である。